HANSHIN(阪神電気鉄道)

 大阪の梅田と神戸を結ぶ本線を中心に幾つかの支線を伸ばす私鉄「阪神」。関西以外の人は”阪神タイガースの親会社”と言った方
が分かりやすいでしょう。2006年10月に阪急と経営統合して「阪急阪神ホールディングス」を設立しています。
 車両のカラーは阪神だけに・・・ということはなく、意外と種類が多いです。


 2000系。左は阪神三宮駅、右は阪神梅田駅で撮影。7000
系などを改造して出来上がったもののようです。何となく古め
かしさを感じる車体です。
 
   深江駅そばの踏切から撮影した5000系(左)と阪神西宮駅で撮影した5100系(中)、そして
阪神梅田駅で撮影した5300系(右)。加速の良さに定評のある車両です。
 阪神の車両は色々なカラーパターンがありますが、5000系は下半分が紺色。3つを見比べ
てどこが違うか、分かりますか?
 
   5500系。左は阪神本線の深江駅そばで、中は阪神梅田駅で、右は阪神尼崎駅で撮影。
5500系は阪神の中では比較的新式の部類で、普通電車に使われています。加速が非常に
良く、「ジェットカー」という愛称が付いています。
 
   左から2枚は武庫川駅から武庫川沿いに武庫川団地前駅までを結ぶ阪神武庫川線の
車両で、武庫川駅に停車中です。2キロ弱の短い路線を行ったり来たりしています。左が
7861系、右が7961系です。
 右の写真は西大阪線を走り尼崎に到着した7861系。阪神は尼崎から大阪市内・西九条
まで路線が延びています。将来的には近鉄難波駅まで路線が延びて、近鉄と相互乗り入れ
するようですが・・・。
   8000系は阪神の主力特急車両です。普通電車が青系の塗装なのに対し、この8000系は
ベージュとオレンジのツートンカラーです。運転席の窓が上まで大きく伸びているのが特徴
です。
 塗装については、9300系の登場に伴い、一部の車両で9300系と同じ上半分がオレンジ色
に塗り直された車両も見かけます。
 9000系。阪神の車両では
珍しいステンレスボディです。
1996年に登場しました。
 9300系。2001年3月に登場
した車両です。これまでの阪神
の車両にはないオレンジ色が
鮮やかです。

 

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