| 大阪市内を中心に地下鉄やバスを運行するのが大阪市交通局。地下鉄は８路線を運行していて、大阪市中心部と周辺部をネットして います。 大阪市営地下鉄は、元は「１号線」といった番号で呼ばれていたそうです。ここではその番号順に、各路線の車両写真を紹介します。 |
|||
| ○ 御堂筋線 （１号線） | |||
|
|
 21系 |
 カラフルな広告が |
| 御堂筋線は、御堂筋に沿って走る地下鉄で、大阪市の主要な都心部（梅田・淀屋橋・心斎橋・ なんば）を南北に結んでいます。1933年の梅田−心斎橋開通から営業が始っています。梅田から 北は新御堂筋沿いに北上して新大阪などを経由し、江坂（吹田市）までを結んでいます（江坂から 北は北大阪急行電鉄に接続）。 なんばから南は、天王寺や長居を経由して、なかもず（堺市）まで を結んでいます。 御堂筋線車両の「えんじ色」は、大阪の交通の大動脈であることに由来しています。 |
|||
| ○ 谷町線 （２号線） | |||
|
|
|
|
| 谷町線は、大日（守口市）から都島・天神橋筋6丁目・東梅田・天満橋を経由して谷町筋を南下し、 天王寺・阿倍野を抜けて平野・八尾南まで続く路線。 路線自体は1967年の東梅田−谷町四丁目開通に始まります。現在では路線の長さが大阪市営 地下鉄で1番です。 谷町線車両の「京紫色」は、谷町筋に寺が多いこと（最高位の僧が身にまとう袈裟の色）に由来し ています。 |
|||
| ○ 四つ橋線 | |||
|
四つ橋線は、西梅田から本町・なんばを結ぶ路線で、御堂筋線のバイパスみたいな存在です。 なんばから南は、大国町から岸里・玉出を経由して住之江公園まで。営業開始は1942年（大国町− 花園町間）です。今のところ住之江公園から南（堺市の三宝あたりまで）に延伸する計画もあるよう です。 四つ橋線車両の「縹色（はなだ色：濃い紺色）は、御堂筋線より海側を走ること、御堂筋線（動脈） のバイパス路線（静脈）ということ、の２つに由来しています。 |
||
| ○ 中央線 （４号線） | |||
 20系 |
 24系 |
 OTS線 |
 近鉄7000系 |
| 中央線は、大阪港（天保山そば）から弁天町・阿波座・本町・谷町4丁目・森ノ宮と大阪市内を東西 に貫く路線です。森ノ宮の先、長田駅から東（石切・生駒まで）は近鉄東大阪線と、大阪港から西 （コスモスクエア・南港中ふ頭まで）はOTS線と相互乗り入れしています。そのため、中央線のホーム では3路線の車両を見かけることができます。 1961年の開業時は大阪港−弁天町だけで、この時は大阪の中央は走ってません（笑）。 中央線車両の「緑色」は、沿線の大阪城公園の木々に由来しています。 |
|||
| ○ 千日前線 （５号線） | |||
|
千日前線は、その名のとおり千日前通の下を走る路線。野田阪神から西長堀・なんば・日本橋・ 鶴橋・今里を経由して南巽までを結びます。開業は1969年（野田阪神−桜川）。 千日前線車両の「桃色」は、ミナミや千日前といった繁華街のネオンに由来しています。 |
||
| ○ 堺筋線 （６号線） | |||
 66系 |
 60系 |
堺筋線は、堺筋の下を走っています。南端の天下茶屋から |
|
| ○ 長堀鶴見緑地線 （７号線） | |||
|
長堀鶴見緑地線は、1990年に京橋−鶴見緑地間が開業（その時は「鶴見緑地線」）しています。 その後、96年に京橋からOBP・森ノ宮・長堀橋を経由して心斎橋までが開通（ここで現在の路線名 に変更）し、97年には心斎橋から西長堀・大阪ドーム前・大正までと、鶴見緑地から門真南（門真市） までが開通しています。 車両は、日本初のリニアモータ駆動方式なのだそうです。ただ、ちょっと車両の幅が狭い。 長堀鶴見緑地線車両の「黄緑色」は、鶴見緑地の緑に由来しています。 |
||
| ○ 南港ポートタウン線 | |||
 ニュートラム新100系 |
 WTCコスモタワーから |
 これは南港検車場 |
|
| 南港ポートタウン線は、四つ橋線の終点・住之江公園から南港フェリーターミナル、咲洲の中ふ頭 までを結ぶ路線として、1981年に開通しました。その後、1997年にはOTS線と相互乗り入れを開始し、 コスモスクエア駅までを結ぶ路線となっています。車両はニュートラム方式で、無人運転です。 南港ポートタウン線車両の「水色」は、南港の海の色に由来しています。 |
|||
