広島城は、1589年に毛利輝元が築城を開始した城(完成は1599年のよう)です。豊臣秀吉の聚楽第や大阪城を参考にした
と言われていて、完成直後は大阪城並みの巨大な城だったようです。1600年の関ヶ原の合戦を契機に毛利家が長州に封じ
られると福島正則が入城、1619年に正則が信濃・川中島に転封されると浅野長晟が入城し、明治維新まで浅野家の居城と
なりました。
明治以降は、日清戦争の際に大本営が置かれるなどした後、1945年8月に原爆の爆風で場内の建物が倒壊してしまいま
した。現在の天守閣は1958年に再建されたものです。 (2003年9月4日撮影) |