秋吉台を散歩する

美祢郡秋芳町と美東町に広がる秋吉台国定公園のカルスト台地です。カルストの広さは日本一です。

○秋吉台の春・夏　（2000年5月下旬、2001年4月下旬、2001年7月上旬、2004年7月中旬）
駐車場の背後に長者ヶ峰	夏は緑が鮮やか！	そして長者ヶ森	道路を挟んで北山
若草に覆われた北山	曇の日の北山	秋芳洞から県道32号線を萩方向に進むと、長者ヶ森を左に見た後、右手に駐車場。そこに車を止めて秋吉台を散歩します。駐車場後方には長者ヶ峯。前方には北山と長者ヶ森。　長者ヶ森は、昔この地を治めた豪族の居所にあった井戸を中心に木が生い茂ってできた森といわれています。
石灰岩が突き出ています	どこまでも広がる台地	どこまでも広がるカルスト台地。北山周辺はその景色から「地獄台」と呼ばれています。この辺りを歩いていると、そのまま吸い込まれるかのようにどこまでも歩いていけそうな気分になります。・・・と調子に乗って歩いていくと帰りが遅くなるので、いつも適当なところで地獄台を背にして北山の山頂を目指します。
晴れた日は清々しいですね	北山の中腹から	北山山頂から	秋吉台って広いでしょ？
	北山は、駐車場から程近い場所で辺り一帯を見渡すには絶好の場所です。写真では分からないと思いますが、北山は見た目以上に傾斜があるので、風が強いと「登るのやめようかな」と思うこともしばしば。山頂は夏場であれば眺めはいいし涼しいし、いい場所です。
カルスト展望台から	ここも360度のパノラマが	楽しめます♪	これは美東町の山々
	私がよく行くのは長者ヶ森近くの無料駐車場ですが、一般的なのはカルスト展望台から景色を眺めて周囲を散策する方でしょう（こちらも無料駐車場があります）。ここは秋芳洞に入るエレベーター（秋芳洞３つの入口のうちの１つ）が近く、食事処・土産物店もあるので便利です。この4枚は2003年7月に撮影しました。
		これは地獄台付近からの眺め。夏の盛りの2004年7月に撮影しました。夏草と青空と、そして白い石灰岩がとても美しいです。

○秋吉台の秋　（2001年10月下旬～11月中旬）
道路越しに北山	ススキがいい具合に	長者ヶ森の周囲も	草紅葉には少し早すぎ？
	秋吉台の秋といえば草紅葉。冬が近づくにつれて草が濃い緑から黄色や赤みを帯びた色に変化していきます。ただ、このときは、ちょっとタイミングが早かったか･･･。

○秋吉台の花々


	秋吉台に咲く花の特徴は、花自体が小さいこと。きちんと測ったわけではないですが、大きい花でも直径が３センチ位です。それと、花の色は紫色や紫の同系色のものが多い気がします。

○おまけ～秋吉台から足を伸ばして・・・
		秋吉台から車で数十分、同じ美祢郡秋芳町の別府という集落にあるのが「別府弁天池」。この池は日本名水百選にも選ばれています。秋吉台を抱えるこの土地ならではの、カルシウム分に富む湧き水です。