岩国市の風物

 

○吉香公園

吉川広嘉公銅像

岩国城

園内の桜は1000本以上

噴水もあります

香川家長屋門

目加田家住宅

岩国徴古館

旧岩国中学校


佐々木小次郎像


岩国城(少し拡大)

 吉香公園は岩国藩主吉川家の居館跡地に吉香神社を移設
したことをきっかけに、公園として整備した(1885年)のが始ま
りだそうです。それ以来、桜の木を植え続け、今や桜は1000本
以上!山口県有数の桜の名所になりました。
 公園内にある香川家長屋門は岩国藩の家老香川家の表門
で、1693年に建てられたそうです。目加田家住宅は18世紀中
頃に建てられた中級武家屋敷です(国指定重要文化財)。
 岩国徴古館は、1940年に建設され、吉川家などの歴史的資
料を収集・展示しています。
○吉香神社

吉香神社前にて

吉香神社・社殿

静かな神社境内

吉香公園のエンジュ
   岩国藩主吉川家の祖先を祀る神社で、元は3社あったものを吉香神社として1つにまとめて
います。1884年に居館跡(現在の場所)に移設されました。
 神社すぐ横には天然記念物「吉香公園のエンジュ」があります。吉川家が岩国に入る前から
既にあったのか不明のその木は高さ25メートルで、これだけの大きさのものは珍しいとか。エン
ジュは中国原産で、止血や血圧降下に用いられるそうです。
○錦雲閣
 錦雲閣は、吉香公園の南にある絵馬堂で、旧藩時代の城郭
の一部を移築したもので、城の矢倉に似せて明治時代に建て
られています。周囲は堀に囲まれていて、堀には白鳥などが
優雅に泳いでいます。
○錦帯橋

 
   錦帯橋は錦川にかかる五連の太鼓橋で日本三名橋の一つ。そのモデルは中国・杭州に
あるそうです。構造部は木を組み合わせて作られていて、釘を使用していません。
 そもそもは1673年に岩国藩主 吉川広嘉が現在の橋の原型となる木造橋を架け、それが
流失したので翌年再建したのが2代目の錦帯橋で、1951年に台風の洪水で流失するまで
276年間架かっていました。3代目は1953年に再建されたもの。そして、「平成の架橋」(2001
年12月〜2004年3月)を経て4代目の橋が架かっています。
○錦川と桜

岩国市の桜の開花標準木

錦川と桜

のどかな河川敷

岩国城


巌流ゆかりの柳


川沿いの並木

 錦川はすぐそばの吉香公園と一体で山口県有数の桜の名所
になっています。ここには、桜の開花を見る標準木や、巌流
(佐々木小次郎)ゆかりの柳の木など、色々なものがあります。
       
○夜の岩国市 〜岩国市装束町にて

興亜石油・麻里布製油所

三井化学・岩国大竹工場

日本製紙・岩国工場
 
   岩国はお隣・広島県大竹市や山口県和木町とともにコンビナートを形成しています。山口県
内にある工場だと、上の3社や、帝人、東洋紡、旭化成、クレシア(ティッシュのスコッティなん
かを作っている会社)あたりが有名どころでしょうか。
 写真を撮った岩国市装束町の岸壁って、釣り人が多いですね。お邪魔しました〜。

 

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