高台寺・圓徳院

京都市東山区にある高台寺と円徳院の夜の特別拝観に行ってきました。

○高台寺の庭園など (主に2002年11月16日撮影)

庫裏の前にて

庭園に出てきました

庭園の中核は臥龍池

水面に写る紅葉が見事!

池の向こうには臥龍廊

紅葉の中に沈む臥龍廊

見事な竹林もありました

方丈前庭と勅使門(2003年)
 

 高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉の死後にその菩提を弔うために建立
(1606年)した寺です。建立に際しては、徳川家康も財を惜しまず協力したといわれている
そうです。北政所自身も、76歳で逝去(1623年)するまでここに住んで菩提を弔い続けた
そうで、北政所の終焉の地でもあります。
 昼間に拝観しても非常に美しい庭木(と思います)ですが、紅葉シーズンは夜の特別拝観
を実施していて、臥龍池に写る紅葉や神秘的な竹林が美しいです。

       
○円徳院の庭園など (2002年11月23日撮影)

その先には方丈と南庭

ちょっと凝ったライトアップ

一定時間で光が変化

続いて北庭

見比べるのも楽しみ

 高台院(北政所が1603年に後陽成天皇から賜った号)は高台寺建立に当たり、伏見城の
化粧御殿と前庭を東山に移築してここ移り住みました(1605年)。高台院の没後、ここを譲り
受けた木下利房(高台院の兄の次男)が木下家の菩提寺に改めて高台寺の塔頭としまし
た(1632年)。これが円徳院(圓徳院)の由来です。
 すぐそばの高台寺があまりにも有名なので地味な存在ですが、紅葉の美しさは高台寺に
ひけを取りません。

 

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