金閣・鹿苑寺

 室町時代初期の北山文化を代表する建築物「金閣」でお馴染みの鹿苑寺は、1994年に世界遺産に登録されました。
 もとは鎌倉時代に西園寺公経の別荘北山第があった場所で、ここを気に入った足利義満が西園寺家から譲り受け、1397年
に金閣を中心とする山荘北山殿を造りました。義満の死後、息子の足利義持(室町幕府4代将軍)がここを禅寺にして、現在
に至っています。


鏡湖池(きょうこち)


鏡湖池の向こうに金閣が


3層構造です


方丈


龍門滝

白蛇の塚
写っている池が安民沢(あんみんたく)です。
安民沢
 
   金閣は禅寺となった今は舎利殿(お釈迦様のお骨を祀る建物)。現在の建物は、1950年
に放火で焼失したあと1955年に復元されたもの。金箔は1987年に張り替えられています。
 金箔は漆の上から張られています。構造も、一番下の層から寝殿造、武家造、中国風の
禅宗仏殿造になっていて、屋根は椹(さわら)の薄板を何枚も重ねたもの。頂上では鳳凰が
羽ばたいています。
 金閣の英訳は”The Golden Pavilion”だそうです。
       
○冬の金閣
 金閣の金色と雪景色はさぞ合うだろうと思い、2003年12月20日、雪の降る中を金閣に行ってみました。止んでいるだろうと
油断して傘も持たずに行ったら、途中から強い降りに・・・びしょ濡れになりながらの撮影でした(^_^;)

雪のトンネル

方丈前は人が入らないので

静かに雪が降り積もります
 
 
鏡湖池越しに金閣

金と白の芸術

鏡湖池に浮かぶ葦原島

安民沢

凍てつく安民沢

安民沢の周囲から望む金閣
 

 

 

夕佳亭

不動堂

・・・あぁ寒かった(^_^;)

 

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