天橋立

京都府北部、宮津市にある天橋立とその周辺の景色です。

2002年1月12日撮影(宮津市文殊)

16:40頃

17:40頃


阿蘇海と鼓ヶ岳


阿蘇海の夕暮れ
 
 天橋立を眺める高台は宮津湾周辺に幾つかあります。今回はビューランドから眺めるつもりだったのですが、工事渋滞に
巻き込まれたり色々あって、到着時にはゴンドラが既に営業終了(16:30まででした)。ということで、私営駐車場の管理人
さんに近所で見晴らしのいいところを教えてもらい、撮影してみました。
 夕日を反射して淡く光る海と色を失いかけた松並木。よく写真等で見る青い海と濃い緑の松並木とは違う、夕暮れ時の
天橋立というのもいいと思いますが、いかがですか?
       
2002年9月9日撮影(宮津市文殊)


やっぱり青い空と青い海!


左が阿蘇海、右が宮津湾


波静かな宮津湾


伊根町の辺りまで見えます

 天橋立の写真に青い空・青い海のものがないのも寂しいので、撮りに行ってみました。今回は天橋立ビューランドにリフトで
昇って撮影してみました。日本三景の1つだけあって、なかなか圧巻の眺めですよ。


廻旋橋(船の通過待ち中)


松並木が3.6キロ


緑の向こうは青と白


波打ち際です

 展望台から降り、廻旋橋を渡って砂浜に到着。美しい松並木・砂浜と青い海が3.6キロ続い
ていました。白砂青松100選に選ばれるのは当然でしょう。
 松並木の中には名前が付けられたものがたくさんあります。智恵の松、蕪村の松、晶子の
松、雲井の松、式部の松、羽衣の松・・・それぞれに名前の由来がある(はず)。


宮津湾(与謝ノ海)


智恩寺の山門です


重要文化財の多宝塔


智恩寺文殊堂

 
 天橋立の宮津市文殊側の岸辺、天橋立のすぐそばに、日本三文殊のひとつ「切戸の文殊」智恩寺があります。もともとの
創建は西暦808年と伝えられているそうです。現存する建物は、多宝塔が1501年、山門が1767年に完成したものだそうで
す。文殊堂は、柱の中には13世紀に遡るものもあるようです。
 文殊の知恵にあやかれるかな?
 天橋立がどうやって出来たか。日本海から宮津湾に流れ込む海流が運んでくる砂と、阿蘇海に流れ込む野田川の土砂とが
堆積してできた、というのが科学的な分析です。
 これが神話(丹後風土記)になると、天橋立は天への架け橋で、イザナギ、イザナミが天との間を行き来するのに使われた
浮き橋、ということになります。なぜ浮橋が天橋立になったかと言うと、イザナギノミコトが昼寝している間に倒れたから・・・。

 

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