万博記念公園
(2002年7月7日撮影)

 万博記念公園とは、1970年に開催された日本万国博覧会の成功を記念してその跡地に整備された公園のこと。大阪府内
には服部緑地や鶴見緑地など広くて緑が多い公園がいろいろありますが、ここは特に広いです。
 太陽の塔を中心に森や広大な芝生、日本庭園があったり、遊園地「エキスポランド」があったり。その周辺には万博記念競
技場(よくJリーグ・ガンバ大阪の試合をやってます)などなど。
○遠見の丘から

阪大病院が見えます

国立民族学博物館など

公園中央口の方向

吹田市の住宅街
 まずは公園全体が見渡せる遠見の丘へ。池田や千里の方角は逆光でうまく撮影できなかったのですが、景色は上の4枚と
同じ感じです。一面緑が広がっていて、その向こうに大型の構造物が顔を出しています。その合間には芝生あり、水路あり、
池に噴水あり。とても健康的な環境です。
○公園内を散歩する

中央口の目の前に太陽の塔

塔の前は太陽の広場

後ろから見ても大きい!

遠見の丘からでも目立つ!
   自然文化園の中央口から入るとすぐに目に飛び込んでくるのが「太陽の塔」。故 岡本太郎
作の塔は高さが65メートルもあります。自由の女神(47メートル)よりも高いのです!!
 塔には黄金の顔・太陽の顔・黒い太陽の顔と3つの顔があります(塔の中に「地底の太陽
の顔」もあったそうです)。万博期間中は中に入れたのですが、今はすぐそばまで行って見上
げるくらいしかできません。万博の記念碑のような存在ですね。

自然文化園の広い芝生

日差しをたっぷり浴びて

花の丘
 

水の広場
手前のモニュメントの作品名は「月の世界」
万国博ホール

夢の池
取り壊し予定があるようです
鉄鋼館
   園内は広い芝生に深い森、豊富な水に覆われて、万博の名残を感じられるものが案外少な
いです。所々に小さい石碑があって、例えば「森の舞台」という芝生の広場(写真は省略)が
ブラジル館跡だったりします。そんな中で当時の面影を残すのが万国博ホールや夢の池など。
鉄鋼館は特に時の流れが表現された外観になっています。
 
○今は亡きエキスポタワー・メモリアル

太陽の塔が見つめる先に
遠見の丘から
存在感はあるのですが

周囲に取り残されていました

朽ちてしまっています

太陽の塔が寂しげに・・・

 エキスポタワーは高さ127メートル。大阪万博当時は銀色に輝いていたようですが、1990年
には閉鎖され、野ざらしにされた塔の塗装も外観もかなり痛んでいました。
 そのエキスポタワーは、2003年3月に解体が完了しました。太陽の塔が永久保存されるの
とは対照的ですね。

 

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