岸和田城の歴史を調べてみると、古くは1334年に楠木正成の一族・和田高家が築いたところまで遡ります(岸和田という
地名は「岸の和田」(もともとの地名は”岸”)がなまってできたのだとか)。
その後、豊臣秀吉が紀州勢と対峙する前線基地に活用。秀吉の叔父・小出秀政が1587〜1597年に大改修を行い、5層の
天守閣を持つ近世の城に生まれ変わったのだそうです(1640年に岡部宣勝が入城し、明治維新まで岡部氏の居城)。
現在の3層の天守閣は、1827年の落雷で5層の天守閣が消失した後、1954年に市が再建したものです。 |