比叡山延暦寺
比叡山延暦寺といえば、空海とともに奈良時代末期から平安時代初期に名前を轟かせた最澄上人が開いた天台宗の寺院。
788年にこの地に庵を結び、「一乗止観院」(現在の東塔・根本中堂)と称したのが始まりと伝えられています。「延暦寺」となっ
たのは823年といわれています。
ここでは、一遍、法然、親鸞、道元、日蓮といった、鎌倉仏教の高僧が修行しましたが、寺の勢力の強さゆえに1571年には
織田信長によって全山を焼き払われました。その後、豊臣秀吉、徳川家康らによって復興され、明治以降も建造物の再建が
続いています。
神聖な山ということで、ほとんどの建物の資材は、牛馬(これらは獣という扱い)を使わず、比叡山の麓から人力で運んできた
のだそうです。
○東塔地区
大講堂
坂を下ると
根本中堂
振り返れば
文殊楼
階段の下に根本中堂
文殊楼は総門の役目
灌頂堂
法華等持院(東塔)
阿弥陀堂
戒壇院
○西塔地区
苔がふわふわ
にない堂(常行堂)
にない堂の渡り廊下
にない堂(法華堂)
恵亮堂
釈迦堂
浄土院にて
浄土院の拝殿
西塔地区は、比叡山上の東塔地区から少し西に離れたところにあります。釈迦堂を中心に
にない堂、瑠璃堂(織田信長の焼き討ちを唯一免れたと言われている)などがあります。
○横川(よかわ)地区
横川中堂
高くそびえてますね
反対側に入口が
根本如法堂
元三大師堂
恵心院
横川地区は、東塔・西塔からは北に少し離れた場所にある、
横川中堂を中心とした一帯。円仁上人が848年に中堂を建て
たのが始まりと伝えられています。
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