高野山

真言宗の総本山がある高野山は、標高800メートル以上の場所にあります。

○高野山・金剛峯寺など (伊都郡高野町)
 
 金剛峯寺は、804〜806年に遣唐使として中国に渡り、帰国後に真言宗の開宗を宣言した空海(弘法大師)が、816年に
高野山開創の勅許を得て818年に高野山に入り、以降伽藍を建立していくことから始まるという、長い歴史を持っています。
その後は落雷で焼失したり、織田信長や豊臣秀吉と戦ったり・・・写真の建物は豊臣秀吉が亡き母のために建立したもの
です。庭(蟠龍庭)を中心に、紅葉が美しかったです。                         (2002年10月27日撮影)
 
 続いて「壇上伽藍」の方へ。この壇上伽藍の場所こそが、空海が高野山に入って最初に寺院を整備し始めた場所のよう
です。なお、現在の「金剛峯寺」は、秀吉が建立した「青厳寺」と「興山寺」(上の写真がそれ)が1869年に合併して成立し
たもので、高野山に100以上ある寺院の本坊となっています。                    (2002年10月27日撮影)

金剛峯寺から愛染堂へ

愛染堂と奥に根本大塔

愛染堂
 
 
不動堂

非常に大きい根本大塔

高さは48.5メートル

これまた大きな金堂

金堂そばには小さな塔

御影堂

御影堂となりの孔雀堂

蓮池

勧学院の前

高さ41.8メートルの大門
 
   高野山は2004年に世界遺産に登録されました。これまでも観光シーズンは結構な混み
具合でしたが、ますます観光客が増えそうですね。

 

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