別府の地獄めぐり

 別府の観光といえば代表格が地獄めぐり。管理人も、小学校の修学旅行以来で地獄めぐりをしてみました(金龍地獄以外は2005年9月23日撮影)。

○坊主地獄

熱気に包まれる中

噴出す高温の泥

こう見えて90度以上

結構豪快
   別府市小倉にある坊主地獄。噴出す高温の泥が坊主の頭みたいなのが名前の由来。でも
ここは、かつてあった延内寺が15世紀の大地震の際に起こった大爆発で住職もろとも消え去
ったという歴史も持っています。そう知ると、一帯で上がる湯気も不気味な感じ。
○海地獄

入ってすぐは

蓮がお出迎え

その先に

コバルトブルーの熱湯
   鉄輪にある海地獄は、地獄めぐりの中でもハイライトの1つ。1200年程度前の鶴見岳の爆発
で誕生したといわれています。涼しげな色でも湯温は98度です。
○鬼石坊主地獄
 海地獄のすぐそばにある
鬼石坊主地獄。小倉の坊主
地獄よりは穏やかな感じ。
足湯もあります。
 713年に編纂が開始された
豊後風土記にも登場している
そうです。
○山地獄
 山裾から湯気が立っている
ので山地獄。熱を利用して、
カバ、ゾウなどを飼育してい
ます。
 海地獄のすぐそばに入口が
あります。
 
○かまど地獄

かまどってことで・・・

血の池地獄風

海地獄風

坊主地獄風
   竃門八幡宮(かまどはちまんぐう)の大祭の時に、神前に供える御飯をここの蒸気で炊く
から「かまど地獄」。いろいろな種類の地獄をここ1ヶ所で一気に見られます。
○鬼山地獄
 鬼山地獄は、大きな熱湯の
池から湯気が立ち込めていま
す。山地獄がカバ・ゾウなのに
対して、ここはクロコダイル、
アリゲーターなど沢山のワニ
を飼育しています。
○金龍地獄 (2005年10月16日撮影)
 朝日を浴びた湯気が金色の
竜が天に昇る姿のよう、という
のが金龍地獄の名前の由来
です。
 ここのお湯が鉄輪・上人など
の市営温泉で使われている
そうです。
○白池地獄
 白池地獄は白濁したお湯が特徴。噴出したときは透明だが、
外気に触れて白くなるんだそうです。
○血の池地獄
 別府市野田にある血の池地獄。713年に編纂が開始された
豊後風土記に「赤湯泉」として登場しています。赤色の正体は
酸化鉄などを含んだ泥です。
 すぐそばに足湯もあります。
○竜巻地獄


休憩中


活動中

 血の池地獄の隣にある間欠泉が竜巻地獄。30分前後の間隔
で150度の熱湯が噴出します。囲いがなければ50メートル程度
吹き上がるそうです。

 

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