熊野大花火大会

(2002年8月23日開催分)

 三重県熊野市で開催される熊野大花火大会は、もともとはお盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火
の粉で灯籠焼を行ったのが始まりといわれていて、250〜300年の歴史があるともいわれています。お盆の供養も今や1万発
の賑やかな花火大会になっています。
 花火は、その年に初盆を迎えた家の追善供養(打ち上げ花火)から始まります。追善とはいっても財産をかなりつぎ込んだ
のでは?と思わせるほどの大仕掛け!その後は大会の協賛企業による打ち上げ花火が続き、名物の海上自爆、鬼ヶ城大
仕掛と続きます。最後の鬼ヶ城大仕掛けは、花火を岩場で直接破裂させるので、重低音が効いた轟音と地響きが発生します。
三尺玉海上自爆は花火の直径が600メートル!

 

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